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Anime Expo 2025 大盛況!アニメ10周年を迎える『ワンパンマン』“初”ギネス世界記録™達成!!原作・ONE&漫画・村田雄介による色紙イラスト・第3期に向けたコメント公開!Anime Expo 2025オフィシャルレポート到着!

ギネス世界記録™を達成!7月5日(土)開催 Anime Expo 2025 『ワンパンマン』パネル オフィシャルレポート到着!

【開催日】2025年7月5日(土)12:00開演 ※アメリカ時間
【出演者】
古川慎(サイタマ役)
石川界人(ジェノス役)
マックス・ミッテルマン(英語吹替版 サイタマ役)
グレッグ・チャン(英語吹替版 ガロウ役)
大島寿晃(漫画『ワンパンマン』編集者)
松井千夏(アニメ『ワンパンマン』プロデューサー)
※写真左から石川界人、古川慎、マックス・ミッテルマン、グレッグ・チャン

アメリカ・ロサンゼルスで7月5日(土)に開催された北米最大のイベント「Anime Expo 2025」にて、『ワンパンマン』のキャストとスタッフによるパネル「One-Punch Man (Season 3) - Saitama is back!」が開催された。パネルには、日本でサイタマの声を担当する声優の古川慎さん、英語版でサイタマの声を担当する声優のマックス・ミッテルマンさん、ガロウの声を担当する声優のグレッグ・チャンさん、『ワンパンマン』マンガ編集者の大島寿晃さん、アニメ『ワンパンマン』から松井千夏プロデューサーが登壇した。

ワンパンマンは日本でのシリーズ累計発行部数が3,300万部を突破した大人気漫画で、アニメ第2期の放送から約6年。ついに今年の10月から第3期が放送することが決定。期待が高まる会場にゲストが登場すると、ファンの大きな歓声が巻き起こった。登壇者の自己紹介が終わると、今年の「Anime Expo 2025」の話題に。前回の第1期放送後の2016年のタイミングで「Anime Expo」に来たという古川さんは「9年ぶりのAXに参加させていただく機会をもらえて嬉しいです。ここでも伝説を作っていこうぜ」と会場のファンを沸かせた。

パネル最初のコンテンツはギネス世界記録™への挑戦。今年の10月にアニメ10周年を迎え、第3期も放送されるということで、さらに本パネルで『ワンパンマン』を盛り上げるために企画された。挑戦する記録は「The most people performing a "One-Punch Man" Maji Naguri/Serious Punch(ワンパンマンのマジ殴りポーズをした最多人数)」で、サイタマ役古川さんの「必殺マジシリーズ」の掛け声の後、会場のファンが「マジ殴り」と叫びながらパンチするというシンプルなもの。今回は会場の指定エリアがギネス世界記録™の挑戦エリアになるということで、認定員からギネス世界記録™についての説明がなされると、会場のファンはパンチのポーズの練習と日本語での「MA JI NA GU RI」の発音を数回練習し、いよいよ本番へ。古川さんの掛け声の後、見事マジ殴りを成功させると、会場は大きな歓声に包まれた。

記録の集計を待つ間、パネルは次のコーナーへ。古川さんとマックスさんが2016年の「Anime Expo」で出会った時の思い出話を交えながらお互い熱い握手を交わすと、登壇者のセレクトによるアニメで好きなシーンを映像と共に紹介。古川さんが選んだのは第1期12話のボロスとサイタマの戦いのシーン。「サイタマっていうキャラクターをここまでかっこよく見せてくれるのかとオンエアで見たとき衝撃的だったので、僕にとって忘れられないシーンです。今日の皆さんのマジ殴りはこのシーンを超えていましたね」と語った。続いては英語版でサイタマを演じるマックスさん。第2期19話のスーパーファイト決勝戦のサイタマとスイリューのシーンを選ぶと「まさに完璧なコメディのタイミングだし、何話も渡るトーナメントを通してヒーローが学び、成長し、深い教訓を学ぶはずの図式を完璧に覆しています。サイタマは学び、成長するはずなのに、最後まで深い教訓を学びません。」と語った。英語版でガロウを演じるグレッグさんは第2期15話のサイタマとガロウが初めて出会うシーンを選び、「格闘シーンが素晴らしいのはもちろんだけど、このシリーズのコメディに惹かれました。このシーンの中に、僕がこの作品で好きな要素がすべて詰まっている。」と語ったが、実は古川さんも第2シーズンではこのシーンを選んでおり、会場で意気投合していた。また、松井プロデューサーは「このシーンは数少ないアニメオリジナルのシーンです。脚本の鈴木さんによるONE先生らしいセリフ回しが自然にはまっていて気に入っています」ということで第1期7話のサイタマが市民に罵られた後のジェノスとのシーンをあげ、編集の大島さんからは村田先生との打ち合わせの際に盛り上がったシーンということで、第2期23話のガロウがヒーローたちに囲まれ、タレオに「よく見とけ!怪人が勝つ瞬間を!」と叫ぶシーンがあげられ、「この先も描かれるガロウとタレオの関係性やA級ヒーローとの戦いを通してそれぞれの正義と悪とエゴが色々な角度で描かれているので好きなシーンです」とコメントした。

続いては事前にファンが投票した好きなセリフをサイタマ役の古川さんとマックスさん、ガロウ役のグレッグさんが朗読するコーナー。選ばれたセリフは1期のサイタマから「ヒーローが逃げたら誰が戦うんだよ」、2期のサイタマから「楽しむのが目的だったら それ以上強くならない方がいいぜ」、ガロウから「何が正義だ! 何が悪だ! 結局は多数派の意思によって俺が殺されていくだけだ!」の計3セリフ。各キャストによる生の朗読に会場も大興奮。サイタマのセリフは色々あるが、通常の時とマジな時どちらがやりやすいかMCから聞かれると、古川さんは「通常時は感情のアクセルが踏みづらいので、マジな時の方がやりやすい」、マックスさんは「僕も同じです。激しいバトルはすごく楽しいし、僕もサイタマのそういう部分を演じるのが大好きなんだけど、サイタマの日常シーンでの感情のニュアンスを見つけるのは難しいです」と語った。その後は、Q&Aのコーナーへと移り、事前にファンから集められた質問に対して、登壇者が時間の許す限り回答していた。

その後はエンディングコーナーへ。ここでサプライズゲストとして急遽駆け付けたジェノス役の石川界人さんが登場すると会場からは歓声が上がった。海外ファンの期待も膨らむ第3期だが、既に日本ではアフレコが始まっているとのことで古川さんは「ガロウにフォーカスされることで皆がより好きになると思うので注目してほしい」と語り、石川さんは「仲良くなってからのサイタマ先生とジェノスのやりとりに注目してほしい。また、これから登場するギョロギョロという敵が本当に面白いキャラなので、こちらも楽しみにしていてください。」と語った。英語版はこれから収録に臨むということで、マックスさんは「すごく楽しみです!ブースに入って、サイタマが戦って勝つ姿を見るのも楽しみですし、ガロウの物語をもっと見れるのも楽しみです!また、個人的なことですが、古川さんの演技を誰よりも早く見れるのも楽しみです」とコメント。そして、パネル冒頭に行われたギネス世界記録™の結果が発表され、見事1107人と新記録を樹立することができた。ギネス世界記録™の達成に際し、古川さんは「皆さんのおかげでギネス世界記録™を取れました!3期もこの勢いで頑張っていきます。」と語り、石川さんは「最高です!」と会場のファンと共に記録の達成を喜んだ。記録達成の記念に会場のファンと記念撮影を行った後、各登壇者からのメッセージへ。始めにマックスさんは「この9年間、皆さんと日本のチームからサイタマに選ばれたことをとても光栄に思います。今後も続いていくことを望みます。」、グレッグさんは「本当にありがとうございます。私たちがどれだけ皆さんを愛し、皆さんのサポートに感謝しているか、言葉では言い尽くせないほどです。前にも言ったように、皆さんがいなければ、おそらくこのようなことは起こらなかったと思う!」と語り、続く、石川さんは「皆さんに最高のワンパンマンを届けられるように頑張るので、どうぞ今後ともよろしくお願いします。Thank you so much」と語った。最後に古川さんは「本当に今日は集まってくれてありがとうございました。すごく素敵な光景を皆さんと一緒に作ることができました。この調子で三期も皆さんと一緒に素敵な光景を見て、そして作っていけたらいいなと思います。引き続き、ワンパンマンを好きでいてください。今日はありがとうございました。みんな大好き。」と語った。会場に集まったファンの熱量を大いに感じ、今後の放送への期待が高まるパネルは幕を閉じた。

「Anime Expo 2025」ではパネル以外に、バンダイナムコフィルムワークスによる『ワンパンマン』のブースが展開され、たくさんの人が訪れていた。ブースには第3期キービジュアルのほか、等身大のサイタマの立像、「Anime Expo 2025」描き下ろしのサイタマや彼の部屋を再現したフォトスポット、第1期~第2期を振り返るアニメのスチル写真、参加するとヒーロー認定証がもらえるパンチングマシーンを使った体験型アトラクションなどが展示されていた。ファンが等身大のサイタマ立像やフォトスポットでパンチの写真を撮影したり、配布されたサイタマのお面などを被って楽しんでいる様子が印象的だった。その他、大型広告も会場で展開。開催中の4日間に、様々な場所で『ワンパンマン』を目にし、アメリカでの人気ぶりとファンの熱量を改めて感じた。そんなアニメ『ワンパンマン』は2025年10月から第3期が放送予定。ぜひ、この機会に配信中の第1期・第2期をご覧いただきたい。

©ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

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